1.ボディピアスとは?

アメリカでは20年以上前から歴史があります。明確な定義はありませんが、従来のピアスと異なる点は主に次の3点です。
  1. 耳たぶ以外の部位(へそ、口、鼻、性器等)にも使用する場合があります。
  2. 通常はアフターケアをしながらつけっぱなしで問題ありません。ただし、これは下記の「素材1」のみで、「素材2」は毎日取り外し消毒洗浄する必要があります。
  3. 通常のピアスより直径(ゲージ)が太く、シンプルな構造のものが多いです。
    1、2の理由により強度的に強いものが求められます。


 ■ボディピアスのゲージ(太さ)

ボディピアスはアメリカが先進国ですので、太さの表記方法も「ゲージ」という言葉で示されます。ミリメートルとの対応表は次の通りです。
ゲージ
(G)
20181614121086420001/2
mm0.81.01.2

1.3
1.5

1.6
2.02.4

2.6
3.0

3.3
4.0

4.1
5.0

5.2
6.0

6.6
8.0

8.3
10.012.7

※普通のピアスはおよそ22ゲージ(0.6ミリ)程度ですが、メーカーによりばらつきがあります。
  サーキュラーバーベルなど、ネジのものはゲージが同じでも互換性のないものもあるので注意してください。



 ■主なボディピアスと拡張器の形

キャプティブビーズリング ≪キャプティブビーズリング≫
1番の基本形、ボールが取り外しできます。
インサーションピン(拡張器) ≪インサーションピン(拡張器)≫
ストレートタイプ。
※ボディピアスとしては使用できません。
サーキュラーバーベル ≪サーキュラーバーベル≫
片方or両方の玉がネジ式になって取り外しができます。
バナナバーベル ≪バナナバーベル≫
へそピアスの代表的な形。バーベル部分はカーブ状になっているのでへそにフィットしやすいです。



 ■ボディピアスの素材と当社の製品特徴

≪素材1≫ サージカルステンレス、チタン、ニオビウム(金属不働態膜系)

いずれも素材表面の不働態膜により、耐蝕性、生体適合性が極めて高く、金属アレルギーの起こる可能性はほとんどありません。極めて稀ですが、体質により金属アレルギーが起こる可能性 もあります。その場合、ただちに使用をやめ、医師の診断を受けてください。メッキ品、通常のステンレスのものは形が似ていても安全性とアレルギー面からお勧めできません。その他14K、 18K、24Kゴールド、ホワイトゴールドなどもボディピアスに使用される場合があります。また、925シルバーは安全面から、耳たぶ以外の使用はできません。

●サージカルステンレス
通常のステンレスよりさらに耐蝕性が高く、人体に有害なカーボンを取り除き生体適合性を高めた特殊なステンレスです。医療用ステンレスとも呼ばれています。当社のサージカルステンレスはすべて316Lという最高品質のサージカルステンレスを使用しています。

●カラードサージカルステンレス
特殊な方法で表面に酸化皮膜をつけたサージカルステンレスです。チタンでは出せない微妙な色合いが可能となります。

●チタン(チタニウム)
抗アレルギー性など生体適合性はサージカルステンレスより上です。またステンレスより45%も軽く強度もあるので医療用の人口骨やスペースシャトル等に使われています。酸洗という手法で(メッキではありません)様々な発色が可能となります。指紋等ついた場合はお湯の中で洗い、柔らかな布でこすらないように拭き取ってください。

●ニオブ(ニオビウム)
水溶液中の安定度では金やチタンより上です。酸洗加工によりチタンと同様、様々な発色が可能となります。また、サージカルステンレスより若干重さがあります。チタンと同様表面の摩擦に弱いので丁寧に取扱ってください。使用時に、性質上少し色が変化する場合があります。


≪素材2≫ アクリル・骨・角・石・木・ガラス・925シルバー(素材1以外で基本的に体組織と反応を起しにくいもの)

もともとボディピアスは上記の「素材1」からスタートしましたが、もっといろいろな色やデザインを楽しみたいという理由から「素材2」のものも使用されてきました。ただし、人体に対す る安全性は素材1に比べて低く、使用方法等も異なりますので、必ず下記の「素材2のボディピアス使用時の注意事項」をよく読んで使用してください。

※素材2(アクリル・骨・角・石・木・ガラス・925シルバー)のボディピアスの使用時の注意事項

「素材2」は「素材1」(サージカルステンレス、チタン、ニオビウム…)に比べて生体適合性や雑菌の繁殖しやすさなどの点で安全性が低いので、下記の注意に従って使用してください。
  1. 穴をあけたり拡張した後、ピアスホールが完成していない状態では絶対に「素材2」のピアスは使用しないでください。素材1のボディピアスをはじめに使い、穴が完成した後に「素材 2」を使用してください。
  2. 「素材1」のボディピアスと違って、安全性からつける所は(医師などの指導を受けた場合を除き)基本的に耳たぶのみとなります。また衛生上、安全上からずっとつけ続けるものでは ありません。骨・角・木・アクリルなどは体組織と癒着する可能性がありますので、必ず毎日取り外して、ピアスとピアスホールを洗浄消毒して使用してください。
  3. 「素材1」と違って強度が低いので、壊れやすい素材や形状のものは就寝時や、引っ掛けたり、ぶつけたりする可能性のある時ははずしてください。
  4. 「素材2」で作られたボディピアスは「素材1」と違って強度が低いため、壊れやすく、素材や形状によりすぐに割れたり、折れたりするものもあり大変危険です。特に石、ガラス製のも のは落としたり、固いものにぶつけたりすると割れて大変危険ですので特にぶつからないよう注意してください。
  5. 「素材2」で作られたサーキュラーバーベルなどネジ式のものは、ネジを強くまわしすぎるとネジが壊れます。また、「素材2」で作られたキャプティブビーズリングタイプは輪を広げす ぎると割れる恐れがありますので、注意してください。
  6. 木や骨、角製のものは、水分を吸うと柔らかくなり、膨張や、変形することがあります(特に角は角質なので変形します)。水分を吸う可能性(プール、入浴時、発汗時、雨天時…)が ある際は、必ず取り外してください。
  7. アクリルのものは、サウナ等の高温時に変形することがありますので、必ず取り外してください。

 



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